今回は2024年12月24日、クリスマスイブにマイル特典で発券したJALの787-8ビジネスクラスに乗って羽田からフィンランドのヘルシンキに飛んだ搭乗記でございます。
ヨーロッパ自体が5年ぶり、かつ初めての長距離線ビジネスクラスということで、めちゃくちゃ楽しい13時間でした。
行き先決定&チケットについて
フィンランドと私

実は私、フィンランドに行くのはこれで6回目、冬に行くのは2回目です。
最後に行ったのは2018年の秋なので、6年ちょっとぶりとなります。
マリメッコ、Artek、LAPUAN KANKURIT、iittala、Arabiaなどのブランドが好きだったのがきっかけですが、一度行ってみるとあまりの滞在のしやすさにどハマりしてしまいまして…。日本の過ごしやすさに近いのに文化的にはヨーロッパというのが最高だと思うんですよね。
より具体的には、
- 水道水を普通に飲める
- チップ不要
- 治安良い
- 街が美しい
- 人が親切
- ほぼ英語通じる
- 日本から直行便で行ける
といったところでしょうか。
本当にいいところなので、なんとかまた行きたい!できればフィンエアーかJALのビジネスクラスで!
と、思い続けて約2年。今回いろんなタイミングがいい感じに折り合いまして、ついに再訪を実現することができたのでした。
特典航空券
今回使用したマイル特典航空券は10月末に55000マイルで発券したものになります。
55000マイルは日本からヨーロッパまでの片道ビジネスクラスに必要な最低マイル数です(JALはマイルを余計に積めば発券自体はできるので)。つまり、このマイルでビジネスクラスを取るには早めに動くかすいている時期を狙うしかないわけなんですが、10月末の段階で羽田ヘルシンキ間がこのマイル数で発券できる日程は2024年の12/24、もしくは2025年の7月以降でした。
12/24がなぜこんなに人気がないのかはよくわかりませんが(まだ仕事の人が多いから?)、半年後なんて何してるかもわからないし、もうこれは行くしかない!
と、当時仕事に忙殺され心を病んでいた私は休暇の調整も帰りの便のことも何も考えずに発券。
帰りの便(結局ソウル経由で、フィンエアー+アシアナ航空で帰ってきました)はその後別に予約し、11月に入ってからなんとか休みの調整もつきまして(良い子の皆さんは事前に職場とお休みの調整をしてくださいね…)無事に当日旅立つことができたのでした。
出発
羽田空港JALファーストクラスラウンジ
クリスマスイブ早朝7時の羽田空港は平日なのもあってか割と空いておりました。
行列に並ばずにさくっとチェックイン&保安検査を抜けることができましたので、JALファーストクラスラウンジで朝食をいただきます。
飲み物はセルフですが、料理は専用アプリから注文します。

あまり食べるとこの後の機内食に差し支えるので、炭水化物少なめのアメリカンブレックファースト。

…だけのつもりだったのに、メニューに「クリスマスケーキ」と書いてあるのを見つけて我慢できずに頼んでしまった!
オシャレですね(なお味は普通だった模様)。

ファーストクラスラウンジは羽田も成田も大体同じサービスかな、と思います。成田空港についてはこちらでご紹介しておりますのでよろしければ是非。
787-8ビジネスクラス
はい、それでは搭乗です。
座席
今回は窓際の席だったのですが、787-8のビジネスクラスは「JAL SKY SUITE」というやつで、シートを前後微妙にずらして配置することで全席通路から直接アクセスできるようになっています。
つまり、窓側でも隣の人に気を使わずにトイレ行き放題!ということです。

シートはもちろんフルフラットになります。ビジネスクラスの何が好きって、いくらシートを倒しても誰にも舌打ちされない所かもしれません…。

アメニティ
アメニティはこのポーチの中に入っておりました。

中身は
- アイマスク
- スマホスタンド
- 充電ケーブル
- 耳栓
- 歯ブラシ
などです。スマホスタンドが地味に嬉しい。
ポーチのデザインもとても気に入っております。大容量だし、今後は化粧ポーチとしても使えそうです。

機内wifi
本来国際線の機内wifiは有料ですが、この時はキャンペーン中ということで、ビジネスクラス搭乗時は無料で使うことができました。
ちなみに、飛行中ずっと繋がっているかというとそういうわけでもないようで、やはり飛んでいる場所によっては繋がらなくなったりもしてましたね。ちなみに私は有料だったら使わないかな…(飛行機乗っている時くらい外界から切り離されたい派なので)。

ウェルカムドリンク
搭乗後すぐに、ウェルカムドリンクをいただきました。
私はお酒を一切飲まないのでオレンジジュースを選びました。お酒飲む方はスパークリングワインもありますよ。

お食事
続いてお食事です。和食と洋食が選べたので、和食をいただきました。
おつまみ
まずは飲み物とおつまみが来ました。
飲み物はノンアルコールビールを頼みました。アルコールは飲まないのですがビールの味は好きなので…最近ラウンジにも置いてあるのでとても嬉しいです。
ドリンクに関してはアルコール飲まない民はいつもジュースか水かお茶の選択肢しかないので、例えばお茶のバリエーションを増やすとかしていただけると選べる楽しみが増してうれしいなになあ、と常々思っております。

小鉢
続きまして登場したのは「これぞ和食」という箱入りのお料理6種。 ちょっとずつ、色々というのはとても贅沢ですねえ。
お味はどれも出汁がきいていて上品です。

メイン
メインは左側がお魚、右側がお肉。真ん中のソースっぽいのはまさかの「カレー」。
全体的にクラシックなのにここだけ外してきましたね…!でも全体的に出汁と醤油と塩味の中、最後ちょっと違う風味が楽しめたので個人的には嬉しかったです。

デザート
デザートはクリスマスケーキ。…これはいたって普通のチョコレートケーキでした。まあ季節感&お気持ちが大事という形で。

ハーゲンダッツ
食事が終わると消灯です。
シートをほぼフラットにして読書しつつ昼寝しつつ過ごしていたのですが、途中で小腹が空いたので(あれだけ食べたのに)ハーゲンダッツをいただきました。
ビジネスクラスは飛行中はいつでも好きな時に好きなものを注文できるそうで、他にはお馴染みのカップ麺「うどんでスカイ」や、チーズ盛り合わせ、フルーツなども頼むことができます。

着陸前の食事
着陸2時間前がラストオーダーですよ、ということで、再びお食事です。
今度は洋食にしました。

見た目もおしゃれですが、味もすごくオシャレ。近頃こういう手の込んだ料理食べてなかったのもあってか異常に美味しいと感じてしまいました。
食後にコーヒーをお願いしたところ、ミルクがこの形態でサーブされたのにも地味に感動であります。

到着&降機
今回は全部で13時間半の飛行で、フライトマップを見るとほぼほば北極の上を飛んでました。かつてロシア上空を飛んでいた時は9時間半で行けたのにねえ。はやく世界が平和になることを切に願うばかりです。

しかしほぼ揺れもなく、静かに平和な大変快適な空の旅でございました。
13時間の間、CAさんには大変お世話になりました。 最後にめぐリズムまでいただいてしまいまして、細やかなお心遣いに大感謝です。

降下し、窓から見えたフィンランドの大地にはがっつりと雪が。
寒そう〜〜!

まとめ
冒頭にも書いた通り、今回生まれて初めて10時間以上のフライトでビジネスクラスを利用したのですが、本当に楽 すぎてびっくりでした。以下の2点が疲労に対して強すぎて、もしお食事がエコノミーと同じだとしても、ある程度課金してしまいそうです…
- シートを倒せて、足を伸ばしてすごせる
- 隣の人と距離をとれる
本当に飛行機を降りてもたいして疲れていなかったので、この日は現地時間の17時ごろホテルにチェックインした後、スーパーで買い物&夜景眺めながら散歩したりしまして、結局寝たのは現地時間23時。起きたのは翌日7時でした。時差ボケは完全になし。翌日から普通に現地時間で活動できておりました。
再びこの快適さを味わうため、また頑張ってマイルを貯めようと固く心に誓いました。