2025年は特に修行もしてないので、今まで乗ったことのないエアラインに積極的に乗ってみよう!
ということで、上記企画の第一弾として初めてチャイナエアラインのエコノミークラスで成田から台北桃園空港まで飛んでみました。
行きは成田を午後に出発する便なので早起きしなくて済んで楽だわあ、と考えていたのですが、 なんだかんだで2時間近く出発が遅延し、台北のホテルにチェックインしたのが22時すぎるという事態になるのですが、家を出発した時点の私はそんなこと知る由もないのでありました…
チャイナエアライン
チャイナエアラインは中国ではなく台湾の航空会社です。漢字では「中華航空」と表記します。
スカイチームに所属する航空会社ですが、日本発着便はJALとコードシェアしております。なので、桃園空港からJAL便に乗ると、(コロナ前、コロナ禍、コロナ後と色々変遷しましたが)チャイナエアラインのラウンジが指定されますね。
これまで結構台湾に行っているのに、私は今回初めて利用させていただきました。
というのも、同じく台湾の航空会社「エバー航空」がスターアライアンスに所属しているので、どうしてもそちらを選びがちなんですよね。ANAのマイルで特典航空券も取れますし。
行き先はいつもの場所ですが、ルートが違うというのも新鮮でいいかな?と思いまして今年一度は乗ってみようと思っていたところ、今回行きたい日程ではLCCを除いて最安値だったため(スカイスキャナー調べ)チケット購入の運びとなりました。
チケットについて
自分の場合、飛行機のチケットは航空会社から直接購入することが多いのですが、今回は珍しくHIS経由でチケットを購入しました。
というのも、この時期(2月中旬)台湾では「台湾燈會(ランタンフェスティバル)」というイベントが開催されており、日本の旅行会社さんがこれを見に行くツアーを企画されるみたいなんですね。そのせいなのか私のような個人旅行者も増えるせいなのか、飛行機が高い&ホテルが埋まるのがめちゃくちゃ早い!!
色々探したのですが、あまり芳しいチケットが見つからなかったため、今回はHIS様が配ってくださっていた3000円引きクーポンを使わせていただき、少しでも値段を下げることにした次第であります。それでも5万円はしましたが(台北往復で5万円台のチケットを買ったのは正直かなりひさしぶりです。大抵4万円台でなんとか手に入るから…)。
ちなみに行きは成田発ですが、帰りは羽田着です!
神奈川在住なので羽田の方が圧倒的に近く、特に帰りは本当に助かります。
成田空港
2025年はすでに年初に韓国から成田着便に乗ったため、成田空港に行くのは1ヶ月ぶり今年2回目なのですが、前回は到着が21時で着陸から空港脱出までがタイムトライアルみたいな雰囲気だったため、空港で特に何かをしたりみたりできたわけではありませんでした。
しかし今回は午後14時半発の便のチケットを取ったぞ!ということで、かなり早めに行って普段はあまり縁のない第1ターミナルにも立ち寄ってみたりもしました。
また、今回はチャイナエアライン利用のため航空会社のラウンジが使えません!(スカイチームではアカウントすら持っていないので…)。
というわけで、制限エリア内に新しくできたプライオリティパスで使えるラウンジに初めて行ってみましたので、そちらもご紹介したいと思います。
チェックイン&遅延に気づく
第1ターミナル&第2ターミナルに入っている雑貨店を冷やかしたり、空港限定グッズの買い物などを終え、ターミナル間連絡バスで第2ターミナルに移動しまして、チェックインします。 セルフチェックイン機でさくっと手続きできたのですが、出てきたチケットに印字された搭乗時刻がおかしい。
おや?14時半発の便だったはずなのに、搭乗時刻が15:30になっている…?
ここで空港内の掲示板を確認し、自分が乗る予定の便が機材の到着遅れのため1時間30分ほど遅延することが、出発予定時刻の2時間以上前に決定されていることに気づきました。
ラウンジ「虚空-KoCoo-」
遅延のため、まだ出発までかなり時間があるけどこの時点でものすごくお腹が空いていたので、すぐに保安検査通ってラウンジにご飯を食べに行きました。
場所は4階でエミレーツのラウンジのお隣です。入り口からして和風な雰囲気が漂っております。

受付で航空券とプライオリティパス(楽天カードで発行したもの。2月末までは物理カードも使えるけれど、その後はアプリの会員証に移行するようです)を提示し、さっそく中へ。
ソファー席と、

テーブル席があります。が、JALやANAのラウンジに比べると席数は少なめ。混雑には注意かもですね。

お食事。やきそば、カレー、ラーメン、たこ焼きなど日本といえば!な食べ物が揃っておりました。

ちょっと意外だったのはクリームパンとあんぱん!どちらも日本発祥なんだそうです。

ヨーグルトや抹茶チョコレートもありました。

抹茶は海外の方に本当に人気があるようで、成田にも羽田にも色んなお菓子が売ってますよね。ちなみにこちらのラウンジでは抹茶エスプレッソも提供されてましたよ。

やはりエアラインのファーストクラスや海外のプライオリティパスで入れるラウンジに比べると軽食の内容は若干チープさは感じますが、庶民の自分としては親しみやすいし、工夫もあって結構好きだなあ、と思いました。
こちらのラウンジ、プライオリティパスの他にもクレジットカード(プラチナ以上。詳細は公式サイトでご確認ください)で使えるそうなのでカードをお持ちの方は一度お試しあれ!
777-300ER
さて、遅延しておりました出発便ですが、結局飛行機への搭乗が始まったのは15:50過ぎでした。
しかも機材はよりによって「トリプルセブン」ことたくさん乗れる大型機であるボーイング777-300ER。しかもどうやら満席近いっぽい。
というわけで、案の定全員乗せるまで20分以上、そして離陸するまでに20分くらいかかりました。やはり大きな飛行機は乗客の乗り降りオペレーションだけでも大変です…。これは航空会社に寄らずの話ですが、降りるときはともかく、乗る時は荷物を詰めるテトリスが発生するので、満席近い便の搭乗はカオスになりがちですよね。これを華麗に捌いていくCAの皆様、本当にいつもありがとうございます!
ちなみに午後発なのもあり、日本人より台湾の方が多い雰囲気でした。春節は終わっていますが移動する方はやはりたくさんいる模様です。

JALではすでに777の退役が始まってますし、チャイナエアラインも現在後続機選定中、みたいなニュースもチラチラ出ていますが、後継機はやっぱり350-1000とかになるんでしょうかねえ。

機内エンタメ
個人用モニターで楽しめる映画やバラエティも充実してました。ご覧の通り、日本語コンテンツもあります。

テトリス(ゲーム)もできるとのことでちょっとやってみたんですが、操作性最悪でものすごくイライラしました(笑)。落としたくないところに棒を落とすのを何回やらかしたことか。

席前のモニターの下にUSBの充電口、席下にコンセントの差し込み口もありましたので、到着後の計画再考のために使用してしまったスマホをありがたく充電させていただきました。
機内食
機内食は「豚肉ご飯かパスタ」から選択できるとのことだったので豚肉を選んだら、ちょっと想像と違うものが来て驚きました。…そう、これはどうみても紛うことなきカレーライス!

しかし見た目も綺麗だし、味も美味しかったです。
一点だけ気になるとすれば、デザートが抹茶ケーキとフルーツで被っているので、フルーツがおかずだったらさらに良かったと思う。
まとめ
結局桃園空港に到着したのは20時過ぎになりまして、しかも今回予約していたホテルが空港から微妙に行きにくい場所にあったため、チェックインが22時過ぎになってしまいました。
だからといってそのままふて寝するのは勿体無いので、深夜までやっているお店でご飯を食べ、夜市でアイスまで食べたんですけどね!
とはいえ、午後発は出発日にのんびりできてよい反面、遅延した時のリスクも考慮しないとなと改めて感じたフライトでした。